坂本 頼光
少年時代は漫画家志望で、水木しげる作品に傾倒。ひたすら妖怪の絵ばかり描く日々を送るも、中学二年頃より映画熱にとりつかれ、やがて活動写真弁士(無声映画の説明者)を志すようになる。2000年「鞍馬天狗」前篇の説明でデビュー。以降、時代劇作品を中心に活弁ライブを行う。これまでの説明作品は「番場の忠太郎・瞼の母」「実録忠臣蔵」「カリガリ博士」「伊豆の踊子」「バクダッドの盗賊」「キッド」「国定忠治」他、約100本。08年には、東京国際映画で弁士を務め、10年にはアメリカのエール、スワスモア、コルビー他、5大学無声映画公演、12年にはフランスのシネマテーク・フランセーズ、パリ日本文化会館の上映会にも招待されるなど海外公演多数。05年頃から絵心が復活し、自作動画やイラストを使った活弁でお笑いライブ、寄席にも出演する傍ら、アニメの声優、CMナレーション等、活動の幅を広げている。また近年では水木しげるの漫画をムービー化し語りをつける「水木活弁」も創作、展開中。
19年12月公開の周防正行監督映画「カツベン!」では出演の他、俳優陣の活弁指導も務める。
平成28年度国立演芸場花形演芸大賞銀賞、30年度同大賞金賞受賞。
※業務提携
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